2008年05月12日

日本のブログは終わっているのか

「終わっているのが悪いのか」ってことのような。
J-CASTニュース : 読んでもつまらない 「ブログ」はもう終わったのか 井上トシユキさんに聞く(上)

郊外に住んでいたライターやジャーナリストがブログでリアルタイムの情報を発信した。それで、単なる論評や日記ではなく、メジャーメディアに対するゲリラメディア、あるいは草の根ジャーナリズムのツールとしてもブログは使えるね、と認識され発展していくわけです。
「日本のブログはゲリラメディアにはなれなかった」というなら、その責任は一般ブロガーではなくて、ブログをゲリラメディアとして活用しなかったジャーナリストにあるのではないでしょうか。

で、ゲリラメディアじゃなくて何がいけないのでしょうか。
いまの日本のブログは、日記文学や私小説との関連も考えうる、とても日本的な発展の仕方をしています。それは決して悪いことではないです。

経営者や著名人に引っ張られるかたちで一般のユーザーもブログをやりだすんですが、経営者や著名人と違い「誰に読ませるのか」というターゲットが不明確だった。報道記事に感想をつける、一方的に意見を書き散らすなど、せっかくの「自分メディア」なのに読ませる工夫がなかった。
まあ、「誰かに読ませる」ために書いてる人って少ないと思いますね。あったとしてもせいぜい友人とか?だから逆に「知り合いしか読めない」mixiのようなSNSが流行ったんではないかと。

いまも読まれているブログは、実名や正体を露出しているか、現実社会での専門性が読んでいてハッキリとわかる人のもの。現実社会で通用している人は、ブログ社会でも通用しているわけです。
日本でよく読まれているブログは、芸能人の日記なので、確かに正体を露出しているとはいえますね。実名じゃない人は多そうですけど。

で、匿名だから信用できない、実名だから信用できる、というのは本当にそうなのでしょうか。私がよく読むブログにも、本名がわからないものがたくさんありますけど、別に気にしたことはないです。そもそも、実名とか組織とか、ネットでは本当かどうかわからないあいまいなもの。ネットで実名って、どうやって判別するんでしょうかね。たとえば、「井上トシユキ」っての、本名なんでしょうか。仮に本名でないとしても、普通の人にそれを調べる術はないです。

で、信用できるのは実名っぽい名前とか、「ジャーナリストです」という自己申告で確かめようのない「正体」ではなくて、その人が何をかいてきたかという記事の積み重ねと、しっかりとしたソースが提示されているかどうか、ですよね。たとえ実名出していようと実社会でお偉いさんだろうと、いい加減なことを書けば批判されるし変なこと書けば炎上だってする。ネットの文章ってのはそうして生き残っていくものだと思うのです。


ちなみに、井上トシユキさんのブログはこちらですね。
いのうぇブログ
ITジャーナリストの井上さんが、ゲリラメディア、あるいは草の根ジャーナリズムツールとして、自分で取材や調査をした記事が数多く乗っているブログ、のはずです。読んでないですが。
タグ:ブログ
posted by xin at 01:31| Comment(1) | TrackBack(0) | ネットウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんにちは!

 ヘタレなブログですけど、始めてみました。
少しでも役立つ情報なら幸いです。
どうぞ、よろしく。
Posted by トントン拍子 at 2008年05月13日 01:01
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